生命のサンゴ礁 長島敏春 

カスミアジなどの大型回遊魚がタカサゴを追い、赤く輝くハナゴイやハナダイたちはサンゴに舞う。   生命の海 2011Komodo(コモド)石垣島の米原。鮮やかなオレンジ色に輝くハナダイが舞うサンゴ礁。 2112 Isigakizimaスカシテンジクダイを狙うユタカハタ。サンゴ礁で展開される食物連鎖の世界。 2012 Ishigakizima石垣島北部の延々と続くリュウキュウキッカサンゴの群生。 2012 Isigakizima石垣島北部からコバルトブルーの東シナ海が広がる絶景。山々とサンゴ礁の海だ。2012 Ishigakizimaハードコーラルと色鮮やかなソフトコーラルが混在するラジャアンパットのサンゴの海。2012Raja Anpat (ラジャアンパット)ロープ状の刺胞動物であるムチカラマツに棲んでいるのがイボイソバナガニ。白と黒の腕を広げているのがイソバナだ。Lembeh2011(レンベ)棚田のようなサンゴ礁に多種の魚たちが棲む。生物の多様性が見えるコモドの海  2011Komodo(コモド)ブラックマンタとマンタが互いに向き合った瞬間。透き通るブルーの海に、躍動感あふれるマンタたちの姿。2012Raja Anpat(ラジャアンパット) 鮮やかな色彩と造形美のソフトコーラル、スカシテンジクダイの向こうにダイバーがいる。2011Raja Anpat(ラジャアンパット)スカシテンジクダイが舞うサンゴの海。 生態系の豊富さはまさに「奇跡の海だ」2012 Raja Ampat(ラジャアンパット)イソギンチャクに棲むカクレクマノミとバンガイガーデナルフィッシュ 2011Lembeh(レンベ)サンゴの下に群れる紅く映えるベニマツカサ、鮮やかな色のソフトコーラル 2011Komodo(コモド)コブハマサンゴとスカシテンジクダイとハタ達。2010Isigaki(石垣島)サンゴ礁とマングローブ 驚異の海 2011Raja Ampat(ラジャアンパット)サイズ

生命のサンゴ礁  長島敏春

水中写真家 長島敏春

海と森のギャラリー」は湘南逗子に立地し、その豊かな自然と優れた芸術作品の調和を目指すスペースとして生まれました。披露山の入口に位置し、優れたダイビングスポットとして知られている小坪に隣接します。水中写真家・長島敏春のアトリエをオープンアトリエとしてそのまま開放したこの空間で、日常の中で芸術を展示・鑑賞して楽しみ、活用することを提案します。

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海と森のギャラリ―(オープンアトリエ)神奈川県逗子市新宿5-1-16  
お問合せ TEL08050383590 MAIL toshikei0522@ezweb.ne.jp
刻々と変化する自然光の中で、海からの潮風野中で、そして色々な鳥の声の中で、作品との素晴らしい時間をお過ごし下さい。

写真集「相模湾の四季 逗子サンゴものがたり」
じゃこめてい出版 2300円+消費税
カラー112ページ A5変(横)

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2015年に逗子を拠点に撮影を始めた。逗子はソフトコーラルの宝庫だ。私のテーマは環境と生き物の関係性を描く事。サンゴという環境に魚たちや生き物はどのように生きるか、どのようにかかわるかといったテーマに通ずる。私たちは地球環境の一員でもある。海は様々な表情を見せる。そこに生きる生き物たちの姿に私は感動を覚える。私は素晴らしい海の撮影を続けていこうと思う。(あとがきより)

「逗子のサンゴ」
海と森のギャラリ―
逗子アートフェスティバル企画
同時開催 福室みずほ 絵画展

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相暖流と寒流が混じり合う逗子の海はサンゴと生き物たちの壮大な生態系が形成されている。ここは南北100m、東西80mの巨大な根だ。豊かなサンゴが広がる魚礁でもある。 黒潮はプランクトン等の栄養分を運び、寒流と混じり合い、多様な生物層をつくっている。 ヤギやウミトサカ、イソバナなどのソフトコーラルなどがお花畑のように生息し、イボヤギなどの硬い骨格をもつイボヤギの群落がある。

「マングローブ生態系 探険図鑑」偕成社

取材・撮影/長島敏春 監修/馬場繁幸

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日本にもある!亜熱帯の不思議な森をさぐる。西表島のマングローブを長期取材・撮影した。

日本で初めてのマングローブ生態系の図鑑を偕成社より2017年7月に発刊。取材・撮影を担当。
監修は馬場繁幸さん(琉球大学名誉教授・国際マングローブ生態系理事長)が担当した。

「サンゴとマングローブ」
主催:海と森のギャラリー
協力:逗子市 
逗子文化プラザホール ギャラリー

主催:海と森のギャラリ― 
協力:逗子市 
2017年7月20日(木)〜7月23日(日)

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サンゴとマングローブ
 サンゴとマングローブは、ともに熱帯及び亜熱帯でセットになって見られる生態系の環境だ。どちらも生態系を持つ独自の地形をつくる環境である。また、共に開発や地球温暖化による影響を受け消滅の危機にある。二つの生態系の環境から共通の視点を持ち、生き物たちを見たらどう見えるだろうか。
 石垣島は硬い地質の古生層が複雑な地形を生み、国内屈指の広大なサンゴ礁を有する。インドネシア東部にあるラジャンパットは赤道直下のサンゴ礁とマングローブが共生する世界有数の生物多様性に富む海だ。西表島は大陸の堆積物である八重山層群という砂岩や泥岩のもろい地質から国内最大のマングローブが生まれた。相模湾の奥にある逗子は暖かく栄養豊富な黒潮の支流があたり、巨大な根が豊穣な魚礁 を形成している。
  サンゴとマングローブでは生き物たちが環境を創成し、場としての生態系を維持しているのが見えてくる。
相模湾は暖流と寒流が混じり合う生物相が大変豊かな海だ。特に相模湾の奥に位置する逗子は黒潮の支流が直接あたる。 逗子のオオタカ根はサンゴと生き物たちの壮大な生態系が形成されている。

海と森のギャラリ―「海」
逗子アートフェスティバル参加企画
海は地球上の70%を占め、全てが繋がっている。地球上の生命は海から誕生した。石垣島、西表島、更にインドネシア、そして湘南逗子。逗子はサンゴの海。カラフルなソフトコーラルとハードコーラルのオレンジ色が鮮やかなイボヤギがある。魚影も濃い素晴らしい海だ。写真は「フトヤギとネンブツダイ 逗子の海」

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長島敏春写真展「海」2016.10.9〜2016.11.6           開催曜日 木、金、日
海と森のギャラリー(オープンアトリエ)
11:00-17:00(オープン)JR逗子駅東口徒歩15分 披露山公園入口左折

朝日小学生新聞に2016年8月「石垣島のサンゴ礁」を8回連載。
「自分が小さな存在だと感じることは必要だと思うんです。小学生の皆さんには写真を通じて、自然に接する楽しさを知ってもらいたい。そして身近なところから、自然を感じる機会を持ってほしいなと思います」(本文から抜粋)

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①生命の循環②サンゴと褐虫藻③クマノミとイソギンチャク④サンゴの成長⑤生き物の家⑥夜のサンゴ礁⑦ウミシダは動物⑧サンゴの白化

写真絵本「サンゴの海」偕成社より刊行

サンゴは海の生命のふるさと 日本最大のサンゴの島、石垣島からサンゴを考える。
サンゴに関するさまざまな疑問に美しい写真で答える写真絵本。

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写真•文 長島敏春

「サンゴはどんな生きもの?サンゴに魚があつまるのはなぜ?サンゴにせまる危機とは?」
 40ページ サイズ26㎝×21㎝ 定価(1500円+消費税)
教科書(光村図書小学校5年生国語)で紹介されました。
科学道ジュニア100冊に選定(理化学研究所と編集工学研究所が推進)
全国学校図書館協議会選定 日本図書館協会選定

ニコンサロンbisで「サンゴ礁とマングローブ」を開催(2015年8月25日〜31日)
サンゴ礁とマングローブは、ともに熱帯及び亜熱帯でセットになって見られる生態系の環境だ。どちらも生態系を持つ独自の地形をつくる環境である。また、共に開発や地球温暖化による影響を受け消滅の危機にある。

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インドネシアのラジャアンパットでマングローブにサンゴが付着している写真。

和真新宿ギャラリーで「西表島 マングローブとサンゴ礁」を開催 (2015.8.1〜9.30)

西表島は大陸の堆積物である八重山層群という砂岩や泥岩のもろい地質から国内最大のマングローブが生まれた。マングローブからの栄養分を含んだ水が海に流れ込み豊かなサンゴ礁を形成している。            

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和真新宿ギャラリー 東京都新宿区新宿3-28-7 Tel-3354-5588(代)新宿駅中央東口徒歩3分

和真新宿ギャラリーで写真展「石垣島 海と山とサンゴ礁」を開催 (2014.8.1〜9.30)

山からの水は滝となり、川を経てマングローブの森に入る。マングローブは山と海を繋いでいる。水を濾過し、浄化されたきれいな水が海に流れ込む。マングローブのきれいな水が海に流れ込む。

  2014年8月1日(土)〜9月30日(月)無休AM10:00〜PM8:00       

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和真新宿ギャラリー 東京都新宿区新宿3-28-7 Tel-3354-5588(代)新宿駅中央東口徒歩3分

新宿・大阪ニコンフォトプロムナードでD800撮り下ろし写真展「石垣島 海と山とサンゴ礁」を開催。

D800とニッコールレンズが表現する水中写真の世界は、優れた描写力、高細密な画質を実現することが出来る。(ニコンフォトプロムナードはプロ写真家が最新機材で撮影した作品展示です)

  2013年8月1日(木)〜8月31日(土)       

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石垣島のサンゴ礁は日本の約55%を占める。種類も350種以上ある世界有数のサンゴ礁だ。石垣島には豊かな山がある。山が海とサンゴ礁を支えている。山からの水は滝となり、川を経てマングローブの林に入る。マングローブは山と海を繋いでいる。水を濾過し、浄化されたきれいな水が海に流れ込む。マングローブのきれいな水がサンゴ礁を守る。
 サンゴ礁は海の面積の0.1%に過ぎないが、魚の30%以上が棲むといわれている。サンゴ礁は海の生き物の母だ。サンゴは太陽を浴び、成長し続ける。サンゴの中の褐虫藻が光合成で得た養分をサンゴに与える。その養分をサンゴは海中に放出し、海の生き物の養分になる。自然の生命の循環がそこにあった。 D800とニッコールレンズが表現する水中写真の世界は、優れた描写力、高精密な画質を実感することが出来る。そして、何といっても秀逸なのがホワイトバランスだ。D800は驚いた事にほとんどオートで見たままの海の色が再現出来た。カメラの性能が高まれば今まで見えなかった物が見えてくる。自然の本当の姿が見えてくる。

和真新宿ギャラリーで写真展「石垣島 サンゴの世界」を開催 (2013.6.1〜9.30)

サンゴは海の生き物を生み出す母だ。魚たちや生き物はサンゴに住み、子どもを育て、共生している。サンゴは壮大な一つのコスモスであるから、私はそのままの姿を写真に表現したい。

  2013年6月1日(土)〜9月30日(月)無休AM10:00〜PM8:00       

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和真新宿ギャラリー 東京都新宿区新宿3-28-7 Tel-3354-5588(代)新宿駅中央東口徒歩3分

フォトグラファーの視点:光と瞬vol.8(終了しました)

Art photograph group show フォトグラファーの視点:光と瞬vol.8
〜気鋭の写真表現者たち〜 大倉清 長島敏春 蒔苗仁 岡本洋子
2013年1月15日〜1月19日 13:00〜19:00 最終日のみ13:00〜16:30
レクトバーソギャラリー 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13-401 TEL:03-5641-8546

インドネシアの東部にあるRaja Anpatにある、サンゴ礁とマングローブが共生する不思議に満ちた海の写真5点を出展。

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テレ朝チャンネル「海からのメッセージ」に出演(2012.10.01.)

水中探検家 広部俊明が行く「海からのメッセージ インドネシア ラジャアンパット 長島敏春編(CSテレ朝チャンネル60分)」に出演しました。ラジャアンパットの素晴らしい海とサンゴ写真家長島敏春を紹介していただきました。

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長島敏春写真展「石垣島サンゴの海」開催 2012年10月1日〜11月31日 和真新宿ギャラリ(終了しました)

10月、11月の2ヶ月間 和真新宿ギャラリーにて写真展「石垣島サンゴの海」を開催します。2013年3月刊行予定の写真絵本「サンゴの海」(偕成社)に掲載予定の作品を含めた、最新作による写真展です。全17点、石垣島の素晴らしいサンゴ礁を未来に残す願いが込められています。サンゴ礁の世界で繰り広げられる、生き物の共生や多様性をテーマにしています。会場は新宿駅中央東口から徒歩3分。
東京都新宿区新宿3-28-7 ℡03–3354–5588(代)AM10:00〜PM8:00

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長島敏春写真展「サンゴの海」開催2012年6月1日〜7月31日 和真新宿ギャラリー(終了しました)

6月、7月の2ヶ月間 和真新宿ギャラリーにて写真展「サンゴの海」を開催します。世界最大のサンゴ礁を有するインドネシア。そして、日本最大のサンゴ礁の石垣島。それぞれの素晴らしいサンゴの海を紹介します。展示は全17点。会場は新宿駅中央東口から徒歩3分。
東京都新宿区新宿3-28-7 ℡03–3354–5588(代)AM10:00〜PM8:00

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環境goo大賞「ユーザー大賞」を受賞しました。

本ホームページ「生命のサンゴ礁」が平成22年度 環境goo大賞「ユーザー大賞」に選ばれました。最も多くのユーザーが見た「ユーザー大賞」の受賞は皆さんのご声援によるものと感謝しております。今後も世界の海とサンゴ礁の環境を報道する写真を発信して行きたいと思います。写真は石垣島の「サンゴ礁の中にサンゴ礁がある」珍しい写真。海を守る祈りを込めて。

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ニコンサロンbis新宿で写真展「生命のサンゴ礁」を開催。 (終了しました)

ニコンサロン新宿bis(新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階)で2010年9月14日から9月20日まで長島敏春写真展「生命のサンゴ礁」を開催します。『2007年に起った石垣島のサンゴ礁大規模白化を契機に私はサンゴ礁の生と死を見つめるようになった。2008年、2009年と石垣島ではオニヒトデの大発生が起り、その食害で広域に白化したエリアも多く見られた。様々な原因で世界的にサンゴ礁の消失が進んでいる。2010年蘇った魚湧く石垣島の海。そこには光り輝く生命のサンゴ礁があった。多種多様なサンゴが熱帯雨林に匹敵する生態系を持ち、多くの魚や生き物を育んでいる。そして、私はサンゴの生命の誕生であるサンゴ産卵の神秘に満ちた一瞬を撮影した。』「以上挨拶文より抜粋」

サンゴ礁は海の生命の宝庫、多くの魚や生き物の生命を育む。そのためにサンゴ礁は「海のゆりかご」とも言われています。

白化するサンゴ礁

アサヒカメラ2009年5月号のグラビア5ページ「白化するサンゴ礁」が掲載されました。


2007年、石垣島で起こった地球温暖化によるサンゴ礁の白化。2008年のオニヒトデ大発生による白化、色が戻り魚たちが湧くサンゴ礁をテーマに構成しました。写真はサンゴと同じ仲間のイソギンチャクの白化のなかに異なる種の魚が戯れる異変を伝えるものです。

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白化したイソギンチャクのなかで戯れるハナクマノミとスズメダイ

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ニコンサロンbis新宿、ニコンサロンbis大阪で写真展を開催しました。(終了しました)

長島敏春写真展「白化するサンゴ礁」がニコンサロンbis新宿で2008年6月に開催されました。11月にはニコンサロンbis大阪で開催されました。

『挨拶文より』
「石垣島のサンゴ礁は日本のサンゴ礁の55%を占め、世界でも有数の美しいサンゴ礁だ。2007年、石垣島でサンゴ礁の大規模白化が起った。地球温暖化で、30度以上の海水温度が数日続いたため、サンゴに栄養分を提供している褐虫藻が離れ、サンゴは白くなった。元々、サンゴは白い骨格に褐虫藻そのものが共生し、美しい色彩を放っている。2007年の白化の前後に分けて、石垣島でも最も美しい北海岸、サンゴ礁が豊かな北部で構成した。」