サンゴ礁は海の生命の宝庫、多くの魚や生き物の生命を育む。そのためにサンゴ礁は「海のゆりかご」とも言われています。
白化するサンゴ礁
アサヒカメラ2009年5月号のグラビア5ページ「白化するサンゴ礁」が掲載されました。
2007年、石垣島で起こった地球温暖化によるサンゴ礁の白化。2008年のオニヒトデ大発生による白化、色が戻り魚たちが湧くサンゴ礁をテーマに構成しました。写真はサンゴと同じ仲間のイソギンチャクの白化のなかに異なる種の魚が戯れる異変を伝えるものです。
白化したイソギンチャクのなかで戯れるハナクマノミとスズメダイ
ニコンサロンbis新宿、ニコンサロンbis大阪で写真展を開催しました。(終了しました)
長島敏春写真展「白化するサンゴ礁」がニコンサロンbis新宿で2008年6月に開催されました。11月にはニコンサロンbis大阪で開催されました。
『挨拶文より』
「石垣島のサンゴ礁は日本のサンゴ礁の55%を占め、世界でも有数の美しいサンゴ礁だ。2007年、石垣島でサンゴ礁の大規模白化が起った。地球温暖化で、30度以上の海水温度が数日続いたため、サンゴに栄養分を提供している褐虫藻が離れ、サンゴは白くなった。元々、サンゴは白い骨格に褐虫藻そのものが共生し、美しい色彩を放っている。2007年の白化の前後に分けて、石垣島でも最も美しい北海岸、サンゴ礁が豊かな北部で構成した。」